比較統合医療学会

先週の日曜日(10/21)は、東京で行われた比較統合医療学会の勉強会に参加してきました。

ちょっと東洋医学の小話。
東洋医学では、身体の基本的な構成要素を【気・血・水(津液)】で考えます。
身体の基本的な機能単位として【五臓・六府】や、諸臓腑あるいは組織・器官を協調的に機能させる連絡経路として【経路・三焦】の概念があります。
また、身体の協調・平行関係には【陰陽・五行説】が用いられます。
西洋医学とは違ったアプローチで身体を診ていきます。 

まず〈陰陽〉の概念とは、身体も含め、森羅万象、宇宙のあらゆるものを「陰-」と「陽+」の相対的な2つの性質に分ける考え方です。私たちの日常生活におけるものが〈陰陽〉でわけられます。
例えば、「陰」とは非活動性、消極的、寒がりなど、「陽」とは活動性、積極的、暑がりなどです。
同じ病気でも状態により処方・治療が異なります(同病異治)。
下痢の症状であれば、冷えにより引き起こされたものか、熱により引き起こされたものかで処方が異なります。

日常から東洋医学の思想で身体のバランスを整え、養生を心掛けていくことで、大きな病気の発症の予防にもなります。
知れば知るほど奥が深い東洋医学です。
明日も東洋医学の勉強会に参加してきます。

当院では、統合治療(西洋医学と東洋医学)も行いますので、興味のある方はお声掛けください⭐️

 

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